悩める主婦が幸せについて考えるブログ(仮)

40代後半主婦。会社を辞め育児に専念することにした。日々の気持ちや育児メモなどを綴る。

ちょっと恥ずかしい打ち明け話

突然ですが、私には何もない。

 

でも、同じ学校で一緒に学んできた同級生の中には成功している人がいっぱいいる。

歌手、女優、芸術家(おまけにその人の配偶者は映画監督)、漫画家、オーケストラ団員(海外で活躍)・・・。

どれも、その人にしかない才能・能力がないとなれない。表舞台の仕事。人から注目される仕事。

 

それに引き換え私は、

子供の面倒を見て、スーパーに行って食材を買って、家族の食事を作って、後片付けして・・。そのループ。

これって特別な能力がなくても、結婚さえすれば・子供を産めば誰でもできること。

 

息子はかわいいです。私にとって、他に代わりのきかない存在。

産んだことは後悔していません。

 

でも、息子が床にこぼしたミルクや食べ物を片付けているときに、ふとこんなことを思う。

 

こんなことをするために、勉強や仕事を頑張ったわけじゃないんだけどな・・・。

 

食べこぼしを片づけるなんて、誰にでもできる事。

こんなことじゃなくて、自分にしかできない事がしたい。じゃないと自分の価値なんてないように思う。

今の自分の状況は、自分が凡人・無名であることを突き付けられているようで、ものすごく居心地が悪い。私が今何者でもないのが嫌だ。

 

仕事を死に物狂いでがんばってきたけど、会社を辞めた今は何にも生かされていない。今お金を稼いでいない。

 

こんな自分は嫌だ。認めたくない。

 

無力感でいっぱいになって、すごく虚しいです。

 

昔読んだ、俳優・宇梶剛士さんの本に「今、自分が置かれている状況は納得いってないかもしれないけど、今立っているその場が間違いなく自分の場所だ」というような言葉がありました。

細かいところは違うと思いますが、こんな感じの事。タイトルは忘れちゃいました。

(2017/08/23追記:タイトルは「転んだら、どう起きる?: 壁を打ち破る人生論」でした)

 

変な夢を(「オレはこんな小さい所で終わらねえ!」みたいな)見て現実に目を背けてないで、自分の状況を直視して地に足付けて生きていけ、という事でしょうかね。私はそう解釈しました。

これ、今の私に必要な言葉だなー、と思って、ふと頭をよぎりました。

 

現状に不平不満を言ってないで、自分の持ち場で淡々と生きていくしかないんでしょうね。特別な仕事に就けなかった自分を責めるとかじゃなくて。

 

焦りがすごいですけど、現状をどうにかしようとあがくことはせず、「これも自分の感情なんだ」と思って、そのまま感情を味わいます。そのうち落ち着くかな。