悩める主婦が幸せについて考えるブログ(仮)

40代後半主婦。会社を辞め育児に専念することにした。日々の気持ちや育児メモなどを綴る。

残飯を片付けていて思った事

息子が食事を大量に残したので、もったいないと思いつつ捨てました。片付けながら、食べ物を捨てる事について色々考えちゃいました。そのことについて書きます。

 
子供の頃から、食事を残すのはいけない事だと教えられてきました。
残すと、親からこんなことを言って脅されたものです。
「もったいないおばけが出る」「アフリカの子どもは2秒に1人が餓死してるんだよ」って具合に。
 
でも、大人になってからちょっと考えが変わりました。
もちろん勿体ない気持ちには変わりないのですが・・・。
 
無理して食べたって、あとでお腹痛くなったら意味ないし、残した食べ物が他の飢えている人のもとに行くわけじゃないんですよね。よく考えると。
許容量を超えた食べ物がゴミ箱に行くか、自分の口に入るかの違いだけだなーと思うようになりました。
 
食べもしないのにやたら注文しまくるとか、そういうのは言語道断ですが。会社の飲み会あとのカラオケで、こういうの結構あったorz 乾きもので持って帰れそうな形状ならともかく、ポテトやら揚げ物やら頼むんだぜ・・・。頼んだ本人はあまり手を付けずとか。食べ物をたくさん出すのは、上司から部下への日頃の労いとかかもしれないけど。
 
あとは、誰かから提供されたもので、どうしても口に合わないものは残すのもしょうがないかなぁと思います。手を付ける前に誰か食べられそうな人に譲るとかしてもダメだったらね。そこまでムリヤリ食べる必要もないと思います。
 
最後に傷んだ食べ物。理由は書くまでもないですが、無理に食べて苦しむ必要もないかと。
 
だらだら書いちゃいましたが、結局言いたかったことは
食べ物を捨てていいのは
  • お腹がいっぱいで食べられない
  • どうしても口に合わない(条件付き)
  • 食材そのものが傷んでる
だと思っています。
 
 
もったいないといえば思い出すエピソードを紹介します。
元彼(自称グルメ)に自宅で料理を振る舞った事があるんですが、そのときに米飯がまずいって言うんです。後日、元彼がお米を買ってくれて、それを炊いて出したら納得したようです。そのときに元彼が言った事が衝撃でした。
 
「前の米、まずいから捨てちゃいなよ」
 
えっっ??Σ(゚д゚lll)
 
傷んでるわけじゃないし、私は普通に食べられるんですが・・・
つーか、私が働いたお給料で買ったお米なんだから指図すんな。
それより何より・・・食材を作ってくれた人に敬意・感謝が感じられないんだけど!!!
 
(青字部分↓は、当時思った事じゃないけど。興奮ついでに追加)
食材はお金出せば湧いてくるわけじゃないよ。生産者が一生懸命育てて、それを売る人がいて初めてスーパーに並ぶんだよ!!(農協や市場や問屋さんなども「売る人」に含まれてると思ってください)
 
その後、元彼がまたやらかしてくれました。
元彼を私の実家に招待した時のこと。帰るときに母が手作り生餃子をたくさん冷凍してもたせてくれたんです(二人とも餃子好き)。
元彼の家に二人で戻った翌日、夕飯として冷凍餃子を焼こうか?と私が申し出たら
 
「昨日も(私実家で)食べたからいらない」と元彼。
またも「えええ???」です。
 
元彼自宅の冷蔵庫は、ホテルにあるような小さなやつで冷凍庫が付いてない。生肉の入った生餃子だから、その日に食べないと傷んでしまうのに。
「捨てるって簡単に言うけどさぁ、餃子作るのにどんだけ手間がかかるのか知ってるのか??」と思ったけれど、強く言えませんでした。結局、翌日に餃子を処分してしまいました。お母さんごめんなさい。もちろん言ってないけど。
今なら元彼にガツンと言えるのに・・。でも当時は30代で、とにかく結婚したくて言いたいことが言えませんでした。彼の気分を害したらプロポーズしてもらえない!って思い込んでたんですね。だからと言って、何であんなに遠慮して顔色伺ってたのか謎。
結婚したとしたら、食事を作っても、こちらの手間を慮る事なく「食べたくない」だけで捨てることになってただろうね。
元彼の悪口になっちゃいましたね。良かった事もあるんですよ。元彼は年上で、都内のおしゃれスポットに詳しくて、デートしてる時は自分がドラマの主人公にでもなったような気分に浸れました。それがすごく気分良くて離れたくなかったんですよねー。夢見る夢子さんでしたね。我ながら。
 
脱線しちゃいましたが(頭でうだうだ考えてる時も、こんな感じで脱線した)、なるべく捨てることがないように、自分の食べたい以上の量は注文したり作ったりしないように、これからもしていきたいです。
息子については・・・。息子がどのくらい食べたいかを予想するのはすごく難しいですが、よーく観察するのと、小出しにするなど工夫して無駄をなくしたいです。