妹に嫉妬
私には年子で独身の妹がいます。
最近、妹が羨ましくて仕方ない。
何が羨ましいかと言うと妹のライフスタイル。
それは私が独身の頃に気に入ってやってた事です。
皇居ランとか、チェーン店じゃない飲食店で大人だけで飲むとか。いつも仲間に囲まれて充実してるっぽい。
あと、食事の内容はきちんと計算して取ってるとのこと。
それにひきかえ、今の私なんて
- 外食といえばファミレス・ファストフード・フードコート(子連れでも怒られない場所)。
- 行動範囲は都心じゃなくて郊外がほとんど(都心も行きますけどね)。常に流行のものに触れていたいので、本当は都心での行動を主にしたい。(← 都会コンプレックスです。恥ずかしながら)
- 友達と会うのは特別なイベントのみ(同窓会や結婚式)。毎回息子の預け先に気を使う。時間を気にせず飲むことができない。
- 食事を自分のタイミングと内容で取る事ができない。お腹がすいていなくても時間が来たら用意しなきゃいけない。息子が食べられないものは出せないし、美容のための高い食材を買うこともできない。
- ランニングしたくても、家事・育児があるから好きな時に行けない。ランナーズステーションを利用して皇居ランなんて夢のまた夢。
独身の頃は、結婚したいのに当時の彼氏がなかなかプロポーズしてくれなくてヤキモキしていた時期もあったくせに勝手なものです。その彼氏とは別れて、夫とはその後出会いました。
妹がキラキラして、40歳過ぎても垢抜けているように見えるのに、私はどんどん遅れてる・ダサい人間になっていってるようで焦る。
私だって、六本木や銀座や表参道などにあるおしゃれなお店でおしゃれな料理とお酒を楽しみたい。(「おしゃれ」ばっかで読みづらい。すいません)
子供以外の自分の世界も持ちたい。
妹はいいなー。イケててキラキラしてて都会人だなー。最先端だなー。
私の頭はこんな「妹羨ましい節(?)」でいっぱいです。
でも冷静に考えると
妹は自由と引き換えに、この先の自分の人生全部、自分で責任を取らなきゃいけないんですよね。
妹やその他の独身キラキラ女子と自分とを比べてしまうと、結婚の窮屈さばかりに目がいってしまいますが、結婚していると法的に保護・優遇してもらえる事は色々あるんですよね。
夫婦の相互扶助義務、(もし夫婦に何かあっても)寡婦控除、遺族年金とか。他にもたくさんあると思います。
お金の事だけでなく、夫婦ならではの安心感なんてのもあるんですよね。
厳密に言えば、夫は私の人生に責任は持てません。でも制度的な保護・助けがあるのは心強いです。
人を羨んでる瞬間は、自分の恵まれた点に気づけませんね。
妹に負けたように感じて悔しかった&「私だって独身の頃は、それをすることができてたのに!!」と上手く言い表わせない感情が出て来てしまいましたが、
既婚者は安心感を得る代わりに制約を受け入れるし
未婚者は自由を得る代わりに自分の事は全部自分でやる事を受け入れる。
(ヘタな例えですいません。某掲示板で例え方が下手でしばしばフルボッコにされるんですよねorz)
みんなそれぞれにデメリットを抱えて生きてるんですよね。どちらが格上とか言う問題ではないですね。