悩める主婦が幸せについて考えるブログ(仮)

40代後半主婦。会社を辞め育児に専念することにした。日々の気持ちや育児メモなどを綴る。

負けた・・・(暗いです)

詳しいことはここに書けないのですが。。

某会社とトラブルがあり、しかるべき機関を通じて争っていました。

で、先日負けました。

相手が悪いのですが、こちらの言い分を全く信じてもらえませんでした。あーあ。。

和解した事例もあるようですが、私の場合は悪魔の証明だったので立証が難しく、これ幸いと握りつぶされた格好になったのかもしれません。

所詮ADRなんて、業界団体なんだなって感じ。

長期間、小さい子供を抱えながら大量の書類を作成して頑張って戦ってきたのに。

 

現実逃避したくなりますが、起きたことは起きたこととして、ありのまま受け止めていきます。そのために今は思いっきり落ち込みます(笑)。

今までって、(程度の差はあれど)勝負に負けた時って「ああすればよかった」と反芻したり自分を責めたり、ムリヤリに教訓を見出そうとしていました。

そうしないと、いままでの努力が無駄になった気がして。

もっと言うと、失敗は絶対悪で、失敗しても何か得るものがないと母親の機嫌が悪くなるから。

今回も親の顔色を窺ってました。無意識に。「ここで負けたら、お母さんにダメな人間って否定される。ダメな人間になったら夫に離婚されちゃう。どうしよう。」と思いながら戦ってきました。

でも、実際に負けた報告を夫にしたら「ダメだったかー。所詮(ADRは)あっち側なんだね。グルだよね」とだけ。

あれ?ダメな人間だから妻として失格じゃないの??

ここまで言語化してたわけじゃないですが、責められるような言葉が返ってこなくて安心しました。現実は思ったよりも優しかったです。本当にうれしい。

 

すいません。何が言いたかったかというと、親の影響って大人になっても続くんだなという事です。もう、親の機嫌が自分の生死に直結するわけじゃないのに(大げさ?)。

子供の頃、母親から自分の生命を脅かすようなことをたくさん言われながら育ったので、異常なほど親の機嫌を窺うようになってしまいました。例えば言う事をきかないと「明日(私と妹を)捨ててくるからね。これは最後のご飯だよ」とか言うのです。こんなのが日常茶飯事でした。

大人になってから親にこの事を伝えても「だったアンタが言うこと聞かないんだもん」で片づけられました(苦笑)。もう謝罪の言葉を引き出すのは諦めました。謝罪されたらされたで「今更遅いよ」と思うでしょうし。

 

話を戻します(すいません)。

今回盛大に負けた。すごく頑張ったのに。で、思ったこと。

失敗しても死なない。生活に何も変わりない。

当たり前なんですけどね。「失敗=生きてる価値がない=死」だった私にとっては、「今までの思い込みって何だったの??」状態なんです。

まだ「思考のクセ」は直らないけど、少しづつ手放して生きやすくなりたいです。

 

昨日、息子の寝顔を見てこんなことを思い、泣いてしまいました。

「負けたけど、損したけど、息子がこうして自分のそばにいてくれてる。自分には何もない訳じゃないよ。ここまで産んで育てたんだから自分に価値ないなんてことないよ」

本当は条件なくても「自分に価値がある」と思えるようになりたいのですが、まだまだそう思えないので・・。

自分で自分を励ますなんて、自分に酔ってる人みたいで気持ち悪いですが、今の自分には必要なことなので、恥ずかしいけどバカみたいだけど、こうして自分を癒しました。

寝顔だけで、私にこんな思考(?)を引き出してくれた息子のチカラってすごい。