悩める主婦が幸せについて考えるブログ(仮)

40代後半主婦。会社を辞め育児に専念することにした。日々の気持ちや育児メモなどを綴る。

また会社の夢を見た【長文・暗いです】

会社の夢を見た。最後にいた現場に、トラブルがあって呼ばれたという設定。退職済だけど、今後の根回しのために無償で引き受けるという格好になっていた(夢なのに、やけに具体的^^;)。

メンバーに具体的な指示をどんどん出す私。トラブルが解決してから、「やっぱ○○さん(私のこと)が居てくれて良かった」とリーダーに言われて嬉しくなる私。
 
目覚めて思った。
あー、やっぱり会社が好きなんだ。。
でもすぐに、ぐっちゃぐちゃの台所を見てこんなことも思う。
「保育園の準備、夫はぜーんぶ私に丸投げするよね・・・orz」
 
息子を実母に見てもらいながら働いてた頃、自分の準備しかしない夫に毎朝イラ立っていた。息子の着替えやガーゼ、朝食等、すべて私が準備して母に引き継ぎして出社していた。でも給料は全部母と家計。お小遣いなんかない。夫にしてみれば、私が仕事をするのは私のワガママだという認識があるようだし。
何不自由ない生活をさせてからそういうことを言え!!と言いたいけどね(^^;)
 
話変わって、なんでこんなに会社にこだわるのか考えてみた。
いっぱいあるんですけど、簡単に言っちゃうと
他に能力のない私にとって、仕事だけが唯一の心の拠り所だからなんですよね。
 
なんで拠り所なのか、理由は大きく4つ(思い起こせばもっと出てくると思う)。
 
理由1)スキルを身に着けるのに相当苦労したから
若い頃、仕事ができなくてリストラ候補に挙がったことがあった。そこで一念発起して頑張った。数年後には会社で結構評価されるよう(自分で言うな)になった。ちょっとしたリーダーにもなれた。その立場になるまでものすごく努力したし、苦しい思いもした。
でも辞めちゃったらそんなの関係なくなってしまう。落ちぶれたわけではないのに、子育てのためにキャリアを(世間的に見てすごいキャリアでもないんですけど)捨てるのがもったいなくて未練が・・というのもある。
 
webかなんかで、女医さんが出産を機にアッサリ仕事を辞めたという記事を見た。すごい思い切ったなと思った。その人は実務経験はあまりないらしいけど資格があるから復帰は簡単でしょうね。そういう事情は私なんかと全然違うんですけど。。
 
理由2)人から見下されてた中学時代の悔しさが残っているから
中学生の頃、ザコキャラだった。クラスの派手な人が集まるグループに入れず、地味なグループに入っていた(仲間に入れてもらっといて失礼)。派手グループに憧れていたけど全く相手にしてもらえなかった。人から一目置かれたかったのにそれができなかった。仕事で一目置かれる存在になって、やっと当時欲しかった状況が手に入ったのに手放したくなかった。(「一目置かれる存在」はちょっと盛ってます。そこまですごくはないんですけど、わかりやすい表現として(^^;)
 
理由3)俺のターン再び・・・!を未だに願っているから
冗談のようですが本気です。
母が、私と妹(二人姉妹です)で、デキがいい方を持ち上げる発言を日常的にしていた。具体的に言うと、他人に私たちのことを、いい学校に通っている方を「この子の学校のOBに芸能人の~さんがいるんですよ」と言い、もう一方は「この子の同級生しょーもない子ばっかり。バカだから」のような事を言う。社会人になっても同じ。
中学・高校までは成績の良かった私を持ち上げ、妹を落としていた。だが一転、妹が有名大学で私が三流大学に進学したとたん立場が逆転。上記のような発言になった。社会人になり妹は花形職業、私は大企業ではあるが自慢できない業界のため妹を持ち上げまくり。
 
数年後、妹は退職してそのまま定職に就いてない。私は転職し、理由1のように仕事を頑張ってそれなりの立場を獲得した。「よし、俺のターンがやっと来た。今度こそ母に持ち上げてもらえる・・・」と思った。いい大人が情けないんですけどね。
 
が、「俺のターン」が来ない。妹は有名人(鬼籍)の息子と付き合っていて、それが母の自慢。何かにつけ私に自慢してくる。「あ~、妹が落ちぶれているのにそれでもまだ持ち上げるんだ」と落胆した。
 
あ、母の名誉のために付け加えとくと、衣食住では一切差別はなかったです。日常の発言だけ。
 
なんか長くなったけど、妹に勝てる唯一のものが経済力だったことと、仕事を頑張っていれば、いつかは母に「妹より私の方がすごい」と言ってくれるだろうと思っているので仕事を手放したくなかった。
 
理由4)働かざる者食うべからず、と教育されていたから
母子家庭なので、母は仕事で帰りが遅かった。母が帰ってきたときにご飯が炊けていないと怒られた。お風呂を沸かす(バランス釜です)のも洗濯機を回すのもやった。当時小学3~4年生。母が仕事している間、遊んでいることは許されないと思った。「働かざる~」を直接言われたわけではないけど、そういうことだと認識した。
 
それから母は専業主婦・パート主婦を非難していた。よく「旦那さんに養ってもらってヌクヌクしてる(怒っているような口調で)」とか「あの人、自分だけじゃ食べていけないから旦那さんに浮気されても離婚できないのよ」とかとか。。
その人たちが羨ましかったのと、片働きで心細かったんでしょうけどね。小学生相手に言うな、と今は思う。たぶん妹は知らない。こういうの聞くのは全部私の役目だった。
 
そんなわけで、何もしていないで食べさせてもらうことに罪悪感が未だにあるし、自分もお金を稼いでこないと落ち着かない。ヌクヌクと何もせず食べさせてもらってるわけではなく、夫が仕事できるように育児と家事をしてるんですけどね。。子供を見てくれる人がいなきゃ会社に行けないし。
 
 
まとまってないけど結論(?)
仕事に執着する理由が全部後ろ向き(苦笑)。
後ろ向きな理由で始めたことってロクな結果にならないので、いまある問題から逃げるためだけの復職はしません。
仕事しか見えなくて視野が狭くなっているから「専業主婦になって、別の視点も持ちなさい」っていう何かの思し召しなのかもしれないなぁ。もう少し自分と向き合って、夫とぶつかってこれからを決めて行こうと思う(抽象的ですみません)